お遍路をするにあたって何を着たら良いのだろう? 特に決まりはありません。
普段着で回られる方もいらっしゃいます。
一般的によく見かけるのは動きやすいラフな服装の上に白衣(白装束)を着られている方が多いかと思います。
勿論、靴等は言うまでもありませんが履き慣れたものが良いでしょう。
遍路道中、三十七番・岩本寺から三十八番・金剛福寺はおよそ90キロも離れていますし、また、十一番・藤井寺から十二番・焼山寺は険しい山道を普通に歩いて5時間、ゆっくり歩くと8時間程度も歩かなければなりません。
お遍路さんの持ち物は? 一般的には金剛杖・輪袈裟・数珠(念珠)・菅笠・納め札・お灯明(ロウソク)・お線香・お経本・納経帳など。 あればいいものとして当然のようですがタオル。
このタオルは菅笠をかぶる際の頭皮との擦れを抑える緩衝材として頭にかぶります。
(基本的なものはお寺やお寺近くの商店で揃えることが可能です)
納め札
納め札の種類 四国遍路の回った回数(満願達成)によって 納め札は種類が変えることが出来ます。
「納め札」はいわばお遍路さんの名刺代わりとなるものなので是非持ちたいものの一つです。
1回目から4回まで白札 100回目からは錦札
また、「納め札」は出来れば前日に必要な数に予備を数枚、記入しておくといいでしょう。
各お寺の本堂や大師堂で「こちらへ伺った者です」という挨拶の気持ちで納めますし、遍路の道中において地元の方のお接待を受けた際にも使いますので先に記入してあればとても楽に納めることが出来ます。
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